ノートにこだわりが出てくる
久しぶりに日記的な文章を。あ、お酒は飲んでません。
最近、主戦場が徐々にソースコード以外の部分にも及び始めていて、それにともない武器の優位性や重要度も変化しつつあって、つまりノートをまたよく使うようになってきました。雑多な色々を整理したいならいまだに手書き最強な気がします。ここ半年くらいはソース書いてるだけだったのでほとんど要らなかったんですが。
メイン武器じゃないなら別に大してこだわる必要はなくて、例えばノート以外だと半年前までVimはvimrcすら書いてなかったしキーボードも安物でしたし。うーん何の仕事してたんだろう。
で、ノートの話です。
仕事でノートを使いたい場合は会社が支給してくれるんですが、そのノートが2種類あって。ひとつは会社オリジナルのノート、もうひとつは普通のいわゆる大学ノート。
私はずっと大学ノートの方を使ってたんですが、最近会社ノートがリニューアルされて、そのタイミングで大学ノートの方が支給されなくなってしまって、会社ノートしか無いのでとりあえず使っていたんですけど、非常に使いづらくてイライラする。
というかそもそもノートくらい使いやすいの自分で選べよという気もしますけどね。会社にいる時の仕事にしか使わないので、これで年収が増えるとかいうわけではないんだけど。
まあ前置きはいいとして、
会社ノートが気に入らないということは逆になにがしかこだわりがあるんじゃないかなと思って、わざわざコンビニとかではなく文具屋に出かけていくということは漠然と良いノート像があるんだろうなぁ。いや文具屋はコンビニより近所にあるんですが。せっかくだから銀座の伊東屋にも出かけてみようかなぁとかいう気分になるというのは、こだわりがあるんでしょう。
ということで何にこだわっているのか書き出してみることにしました。
大きさ
A6からB5くらい。
会社でしか使わないし移動しながら使うこともないので小さい必要は無くて、むしろ1日分とか1テーマ分とかを1ページに収めたいので大きくていい。でも打ち合わせとかそれなりに持ち歩くし、机が無い時もよくあるからあんまし大きくない方がいい。A4は大きすぎる。
仕事以外でも使ってて持ち歩いてた時はA6が良かったですけど、それより大きくてB5くらいまでがいいですね。
枚数・重さ
1テーマで60ページ使い切るとかいう事は滅多に無いので30枚でもいい。むしろ移行時期に2冊持っててもいいくらいの厚さ軽さがいい。
ただまあ40枚とか60枚とかでも別にいい。分厚くなければ。
FreeBSDのソース読んでた時は一瞬で1冊埋まりましたけど。
強度
必要ならカバーを掛けるしそんなに必要無いんだけど、あんまし弱いのは面倒くさいよねぇという感じ。逆に厚くなったり重くなったりしない程度でいい。
綴じ
こだわってない気がする。
切り取れるようにミシン線なんかはついてない方がいいです。人に渡すなら別途清書するだろ。
罫線
横罫の6〜8mmくらい。8mmはちょっと大きいかなぁという気もするけど、どうせこれに沿って書くわけじゃないし。無視するのに必要なのかというと、やっぱりあった方が書きやすい気がする。少しは横に揃うし、ベースが揃うとそれだけで結構見やすくなりますよね。
5mmはB5だと小さすぎるかなぁ。小さいと本気で無視しちゃうのであまりよろしくない。
方眼も同じくうるさすぎて無視してしまう。
上余白
上部には余白が必要。まあこれは普通にテーマとか項目名を書くからなんですが、できれば余白みたいな形で広くて一定の大きさが確保されている方が良い。
白紙だとつい上から書いちゃうので、そういう意味でも罫線ついた上での余白である方が嬉しい。
日付とかなんとかの欄は端にある分にはいいけど、自由度高い方がいいです。
横余白
横の余白はできれば無しで、罫線が端まで印刷されてるのがいい。1ページ目を目次にしてテーマごとに耳を塗りつぶしたりするから。
最近のメモの書き方みたいな本によく載ってますが結構便利ですよね。
紙
紙そのものがどうというよりペンやインクとの相性なんですが。裏写りしないとか乾きが良いとか、当たり前のようにその方がいいよねという話ですね。
ペンは万年筆で顔料系のインクを使ってますが、まあコクヨのCampusノートとかでも普通に良かったのであまり気にしてないといえば気にしてない。
色
白じゃなくてちょっと色がついてる方がいいかなぁという気はするものの、別にいいや。
白に黒インクだと緊張するというかちょっとひっかかる人というのは結構多いらしいというか、私もその口なので、私はインクをブルーブラックにしてるというのもある。
文具屋に行くとクリーム色系のノートも結構多いですよね。
こんなものかなぁ。
案外こだわってる気がしますけど、まあおおむね普通の大学ノートで良いという話です。Campusのスリムシリーズ横罫6mmとかは割と最強なんじゃないかと思っています。
まとめると会社ノートの気に食わない所は、上下に余計な線とか項目が印刷されている事と、重要な場所に会社ロゴが入っていてものすごく邪魔な事と、何故かインクが乾かずに汚れる事です。
議事録を書くだけならPCでよくて、スケジュール帳にもTODO管理にも日記にもスワップ領域にもできるのがノートの良さでしょう。
目下の悩みは、ソース書いてるだけならissue trackerにメモればいいんですが、それ以外の問い合わせ対応とかなんとかをやりはじめた瞬間にメモが全部手元のノートになってしまって、周りに見えなくなってしまう事ですね。清書して公開するというのがまともな解決策ではあるんですが、そんなちゃんとしたものでもないし。公開しようがしまいが結局このブログみたいな口語体で書いてるわけだし、できればそのままアップロードできるといいんだけどなぁとか。このページに書き込むとGitHubに反映されますとかだと素敵ですね。
よし、来世は文具屋になろう。